「3万円」の鞄を買うため、クレジットカードを作成→「リボ払い」への申し込みを勧められ、夫からリボ払いはやめた方がよいと言われたのですが、通常の「分割払い」とはなにが違うのでしょうか?
そこで今回は、リボ払いと分割払いの違いや、リボ払いを上手に使う方法についてご紹介します。
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リボ払いと分割払いの違い
リボ払いと分割払いはそれぞれ特徴があります。しかし、リボ払いの仕組みを理解せずに利用するケースも多いようです。それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解し、支払いがどのように変わるかを理解しましょう。
リボ払いとは
リボ払いとは、毎月の支払金額がほぼ一定になる方法で、月々に支払う金額は5000円や3万円など、自分で設定可能です。同時に、手数料を支払う必要があります。
手数料は一般的に15~20%ほどに設定されており、分割払いとほとんど変わらない、もしくは少し高い傾向があるようです。毎月の返済額を少なく設定している場合や、リボ払いの利用が長期間にわたる場合は、手数料の総額が高くなりやすいといわれています。
分割払いとは
分割払いとは、買い物ごとに支払い回数を選択できる方法です。月々の支払いを自由に設定できるわけではありませんが、完済する時期が分かりやすい特徴があります。
手数料は支払い回数や利用金額によって異なり、14~18%ほどとされています。カード会社によっては、ホームページから支払い回数ごとの手数料率を確認できる場合もあるようなので、気になる場合は確認してみるとよいでしょう。
リボ払いと分割払いのメリット・デメリット
リボ払いと分割払いのメリット、デメリットにはさまざまなものがあります。表1は、それぞれのメリットとデメリットをまとめたものです。
表1
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| リボ払い | ・月々の支払いをほぼ一定にできる ・月々の支払金額の負担を軽減できる ・家計を管理しやすい |
・手数料が発生する ・リボ払いの利用が長期間にわたる場合などは、手数料の総額が高くなりやすい |
| 分割払い | ・自分で回数を指定でき、完済時期を把握しやすい ・利用ごとに支払い回数を設定できる |
・手数料が発生する ・分割回数を個別に設定していると、1ヶ月当たりの合計の支払金額が分かりにくくなることがある |
※筆者作成
リボ払いは、仕組みを理解したうえで計画的に利用できるのであれば、活用しても問題ありません。しかし、仕組みを理解していない方や、完済のめどを立てずにお金を使い続ける方には不向きかもしれません。
リボ払いは分割払いと比較すると、支払い完了時期が分かりにくい傾向にあり、月々の支払いをほぼ一定にできる一方で、買い物をするほど支払いが長期化するリスクもあります。
分割払いは買い物ごとに分割回数を設定できることから、支払いが完了する時期が分かりやすい特徴があります。
リボ払いを上手に使う方法
リボ払いは正しく活用すれば、支払い方法として問題はありません。例えば、返済計画をしっかり立てて、毎月の返済額を増やしたり、ボーナスが入る時期にまとめて返済したりすれば、手数料などもおさえながら完済しやすくなるでしょう。
また、利用明細を定期的に確認することもポイントです。支払残高を定期的に確認することで、返済計画の見直しなども行いやすくなります。
リボ払いをしている期間は、新たにリボ払いをしないことも大切です。リボ払いを続けると、返済までに時間がかかる一方になるため、計画的にリボ払いを利用して、上手に金銭管理を行いましょう。
リボ払いと分割払いは、仕組みに明確な違いがある
リボ払いとは、毎月の支払金額がほぼ一定になる方法で、月々に支払う金額は5000円や3万円など、自分で設定可能です。同時に、手数料を支払う必要があります。
一方で、分割払いはAの買い物では3回、Bの買い物では5回などのように個別に分割回数を設定できます。そのため完済時期を把握しやすい点はメリットといえるでしょう。
リボ払いを検討している方は、まずその仕組みや分割払いとの違いを理解し、自分に向いているかなども考えてみるとよいでしょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
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※2 出金・譲渡不可。PayPay/PayPayカード公式ストアでも利用可能。なお、所定の手続き後にPayPay加盟店にて使用できます。手続きはこちら(https://paypay.ne.jp/help/c0021/)からご確認ください。
※2 ポイント付与の対象外となる場合があります。
例)「PayPay決済」「PayPay(残高)チャージ」「nanacoクレジットチャージ」「ソフトバンク通信料(ワイモバイル、LINEMOを含む)」
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