クレジットカードを使うと「お店に手数料3%」!? その分が“価格に上乗せ”されている可能性はある?
本来クレジットカードの手数料はお店側が負担する仕組みになっていますが、なぜ消費者が請求される場面があるのでしょうか。
本記事では、カード加盟店手数料の仕組みや店舗側の対応が適切かどうか、そして消費者が注意すべき点を解説します。
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目次
クレジットカードの「加盟店手数料」とは何か?
クレジットカードを使うと、お店はカード会社に手数料(加盟店手数料)を支払うことになります。
この手数料は、カード会社や契約形態、業種によっても変わりますが、一般的に売り上げの1~10%程度で設定されており、カード決済を導入する際のコストの一つです。
たとえば、1000円の商品をカード決済された場合、お店の手元には900~990円程度しか入らない仕組みです。
その差額がカード会社や決済代行業者の収益になるのです。この費用はお店側が支払うべきものとされており、消費者が直接負担することはカード会社の規約で禁止されています。
お店がカード利用者に“手数料3%”を請求するのはOK?
前述のとおり、お店がカード利用者に手数料を請求することは、原則として禁止されています。
VISAやMastercardなどの大手ブランドでは、「カード払いと現金払いで価格差を設けてはいけない」と加盟店契約で記載されています。
つまり、同じ商品に対して「カードだと3%高くなる」というような請求は、加盟店規約違反となる可能性が高いのです。
ただし例外として、自治体の税金支払いや一部の公的サービスなどでは、手数料が別途かかることがあります。これらは民間店舗とは異なる取り扱いとなっています。
国民生活センターも、こうした不当な手数料請求について注意を呼びかけています。
手数料が上乗せされていた場合、どう対応すべき?
もし店頭で「カードだと手数料がかかる」と案内された場合、次のような行動をおすすめします。
・店員にその理由を聞く
悪意ではなく、単に規約を知らない場合もあります。
・カード会社に通報する
不適切な請求をしている加盟店は、カード会社に報告することで調査・指導が入る場合があります。
・消費者ホットラインに相談する
「188(いやや)」の番号で全国どこからでも相談が可能です。
・明細を保管する
レシートや請求書を写真に残すなど、証拠の保存も重要です。
一部の店舗では「小規模で利益率が低いため」という理由で手数料を上乗せすることもあるようですが、制度として認められているわけではありません。正しい対応を知っておくことが、消費者として自分を守る第一歩です。
まとめ:正しい知識で安心してキャッシュレス決済を使おう
クレジットカードの手数料は、本来お店が負担すべきコストであり、利用者が別途支払う必要はありません。にもかかわらず、「カード払いだと3%上乗せになります」などと案内されるケースが一部で見られます。これは多くの場合、カード会社との加盟店契約に違反している可能性があり、適切とはいえません。
もしそうした請求を受けた場合は、まず冷静に理由を確認し、納得できない場合にはカード会社や消費者ホットラインに相談しましょう。
クレジットカードは、ポイント還元や支払いの利便性など、多くのメリットがある決済方法です。だからこそ、制度の正しいルールを理解したうえで、安心して活用していきたいですね。
出典
独立行政法人 国民生活センター クレジットカード利用時に手数料を請求された
消費者庁 被害にあったら
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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