税金もクレジットカードで払える? 対象の税金とカード払いのメリット・デメリット
配信日: 2020.06.11
執筆者:秋口千佳(あきぐちちか)
CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士
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※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※最短10秒発行受付時間:9:00〜19:30
※即時発行ができない場合があります
※お申し込みには連絡可能な電話番号が必要です。
※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®タッチ決済が対応
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※最大7%のポイント還元は通常のポイントも含まれます。
対象となる税金は?
国税庁のホームページに掲載されている「クレジットカード納付のQ&A」(※1)によると、以下の税金がクレジットカードで納付することができます。
・ 申告所得税及び復興特別所得税
・ 消費税及び地方消費税
・ 法人税(連結納税を含む)
・ 地方法人税(連結納税を含む)
・ 相続税
・ 贈与税
・ 源泉所得税及び復興特別所得税
・ 源泉所得税
・ 申告所得税
・ 復興特別法人税(連結納税を含む)
・ 消費税
・ 酒税
・ たばこ税
・ たばこ税及びたばこ特別税
・ 石油税
・ 石油石炭税
・ 電源開発促進税
・ 揮発油税及び地方道路税
・ 揮発油税及び地方揮発油税
・ 石油ガス税
・ 航空機燃料税
・ 登録免許税(告知分のみ)
・ 自動車重量税(告知分のみ)
・ 印紙税
なお、罰則である附帯税(加算税や延滞税などのこと)についても、クレジットカード決済ができます。また、地方税に関して、各自治体のホームページに掲載されている税金は、クレジットカードで納付することが可能です。
支払方法はどうなっているの?
国税は、「国税クレジットカードお支払サイト」(※2)があります。地方税は、各自治体のホームページに支払サイトが設けられています。また、民間サイトでも納付が可能です。手続きする前に、クレジットカードと納付先の税務署名、納付税目の分かる資料(申告書)を用意してください。
(1)国のサイト
まずは、「国税クレジットカードお支払いサイト」にアクセスします。
↓
その後、注意事項をよく読み、内容を確認した旨のチェックをしてください。
↓
そして「同意」ボタンを押してください。
↓
次に、指示通りに個人情報を入力していきます。この際、必須項目が抜けないようにしてください。
納付税目を選択すると、それに伴って期間なども入力する必要があります。最後にクレジットカード情報の入力です。
↓
これらすべての入力ができたら、最終確認後、送信して完了です。
(2)その他
多くは、自治体のホームページから手続きを進めます。または、「ヤフーの公金支払い」というサイトからもできるようです。手続きの流れは、それぞれのホームページで異なるようですが、入力する内容(個人情報)はほぼ同じです。一度のぞいてみてください(※2)。
クレジットカードで納付するメリット
(1)ポイントが貯められる
納付にクレジットカードが使える税金の種類も多く、金額も高ければ、多くのポイントを貯めることができます。クレジットカードによっては、使った金額によりカードの年会費が半額になるなど、さらなる恩恵も期待できます。
ただし、クレジットカードの種類によっては、ポイントがつかないものもあるので、事前にカード会社に確認してください。
(2)24時間いつでも対応してくれる
税金の納付方法は、一部コンビニエンスストアやペイジーによるインターネットバンキングでも可能ですが、原則は金融機関の窓口で納付書を持っていく、ということになっていました。当たり前ですが、金融機関の窓口は平日9時から15時までがほとんどです。
そうなると、働いている人が納付するのは、昼休みに金融機関に走るぐらいしか方法がありませんでした。ところが、クレジットカードにより納付ができるとなると、インターネット環境があるところでは、24時間対応が可能です。
(3)管理がしやすく現金を持ち歩かなくてよい
税金の一元管理ができ、税金も含めた固定費の管理には便利です。また、税金の支払いのために現金を持ち歩く必要がありません。
(4)資金繰りがしやすい
現金払いの場合は原則一括払いですが、カード払いであれば、分割払いやあとからリボ、また、支払日を通常より約1ヶ月遅らせることができるなど、資金繰りが立てやすいです(カード会社によってはできないこともあります)。
クレジットカードで納付するデメリット
(1)決済手数料がかかる
カードで納付するときは、納付税額に応じた決済手数料がかかります。
(2)税金によっては納付できないこともある
年々クレジットカードで納付できる税金は増えてきていますが、税金によってはカードでは納付できないこともあるので、事前に調べておくことが必要です。
(3)領収書が発行されない
基本的に、クレジットカードで納付すると、領収書は発行されません。カード明細書がその代わりとなります。ただし、自動車税のように、車検のときに必要になることもあります。そのようなときは、納税証明書の発行が必要になります。
しかし、納税証明書を発行してもらうには日数がかかり、自治体によっては発行してもらえないこともあります。また、自治体によって領収書が必要か必要でないかも異なります。クレジットカードで納付する際は、領収書のことを念頭においたうえで、手続きするようにしてください。
キャッシュレスは時代の流れではあるけれど
クレジットカードは便利である反面、使ったという実感が少ないという意見もあります。そのため、利用明細を見てがくぜんとなることもあります。
つまり、クレジットカードで納付する税金についても、メリット・デメリットがあり、その都度、あなた自身で判断する必要があります。便利であるクレジットカードと上手に付き合っていくことで、あなたの生活をよりよくすることを考えていきましょう。
出典
※1 国税庁「国税庁 クレジットカードお支払サイト」
※2 国税庁「[手続名]クレジットカード納付の手続」
執筆者:秋口千佳
CFP@・1級ファイナンシャル・プランニング技能士・証券外務員2種・相続診断士
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その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
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※即時発行ができない場合があります
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※スマホのタッチ決済:Visaのタッチ決済とMastercard®タッチ決済が対応
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