妻は夏場トイレの「暖房便座」をオフにします。節約のためというのですが、実際そんなに電気代がかかるものでしょうか?
果たしてその節約効果はどの程度なのでしょうか。今回は、暖房便座の電気代の目安や夏にオフにした場合の節約効果などについて解説します。
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暖房便座の電気代ってどれくらい? まずは基礎知識をチェック
暖房便座の電気代は、意外と見落とされがちな部分です。一般的な機種では1ヶ月あたり300円程度、年間ではおよそ4000円前後かかるといわれています。
例えばあるメーカーの製品の場合、年間消費電力量は約140キロワットアワーで、電気料金単価を1キロワットアワーあたり31円とすると、年間で約4340円、1ヶ月では362円ほどとなります。1日単位で見るとそこまで高い金額ではありませんが、1年間積み重なると意外に無視できない金額です。
また、温水洗浄便座全体の電気代としては、1ヶ月あたり150円から300円程度、年間で1800円から3700円程度という試算もあります。製品や使用環境によって幅はありますが、「つけっぱなしでも大した金額ではない」と軽く考えるよりは、日常的に消費している電力のひとつとして認識しておくことが大切です。

