「年金だけじゃ暮らせない…」そんなとき「生活保護」も同時にもらえるの?意外と知らない2つの関係性を解説
配信日: 2022.07.11
更新日: 2025.10.21
この記事は約 2 分で読めます。
生活保護は最低限の暮らしをするために必要な資金を援助する国の制度で、受給にはさまざまな条件が設けられています。
年金の受給額が少ないために生活を送ることが難しい場合には、同時に生活保護を受給できるのか、ご存じですか? 本記事では、意外と知られていない年金制度と生活保護制度の関係性について紹介します。
年金の受給額が少ないために生活を送ることが難しい場合には、同時に生活保護を受給できるのか、ご存じですか? 本記事では、意外と知られていない年金制度と生活保護制度の関係性について紹介します。
2級ファイナンシャルプランナー
目次
年金を受給しながら生活保護を受ける条件
年金を毎月受け取りながら、生活保護を受給すること自体に実は問題はありません。ただし、前提として、受給には生活保護制度が定める要件を満たしている必要があります。
図表1
| 生活保護の要件 | 内容 |
|---|---|
| 資産の活用 | 預貯金や生活に使っている土地・家屋以外に資産がない |
| 能力の活用 | 働けない、または働いていても生活を営める最低限の収入がない |
| あらゆるものの活用 | 年金以外で活用できる手当や制度がない |
| 親族からの扶養 | 扶養してもらえる親族がいない |
出典:厚生労働省 生活保護制度より筆者が作成
図表1の要件に該当し、なおかつ世帯収入が最低生活費よりも少ない場合に、生活保護を受給することができます。最低生活費は厚生労働大臣が定める基準で算出されます。受給額は図表2の通り、最低生活費から年金など本人が利用可能な手当などによる収入を差し引いた分です。
図表2
出典:厚生労働省 生活保護制度より筆者が作成
このように、働くことができない(または働いていても収入が少ない)、扶養してもらえる親族がいない高齢者であれば、年金を受け取りながら生活保護の受給は可能です。今後、高齢社会がますます進む中、年金と生活保護の両方を受給する人は増加する可能性が考えられます。
1/4



