自宅の横にある「使っていないスペース」、そのまま庭として残すか、駐車場などにしてちょっとした副収入を狙うかで迷っています…暮らしやすさを損なわずに、お金もプラスにする土地活用の線引きとは?
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目次
まず見直したいのは、「そのスペース、本当に活用しているか?」
使っていない土地やスペースを庭として残しているという家庭は多いですが、実際には「特に活用していない」「草が伸びるだけで手入れが大変」「眺めている時間すらない」というケースも少なくありません。にもかかわらず、敷地内だからなんとなくそのままという理由だけで放置してしまうのは、もったいない状態です。
もちろん、家族でバーベキューをしたり、子どもが遊べる空間として確保したいのであれば、そのスペースには大きな価値があります。しかし、日常的に使っていない場合、それが「費用も手間もかかるだけの場所」になっていないか、今一度見つめ直す必要があります。
駐車場や貸しスペースに変えると、暮らしはどう変わる?
一方、未活用スペースを収益化することで得られる副収入も、見逃せないメリットです。たとえば、自宅横のスペースを駐車場にした場合、立地にもよりますが、月額5,000円〜10,000円ほどの収入が見込めることもあります。年間にして6万〜12万円。趣味や子どもの教育費、旅行などちょっとした余裕に使えるお金が生まれるのは、家計にとっても大きな意味を持ちます。
また、最近では「個人間での時間貸し駐車場(シェアリングサービス)」や「物置スペースの貸し出し」など、初期投資を抑えた方法で収益化する手段も増えています。舗装が不要なケースもあり、思った以上に気軽に始められるケースも多いのです。
ただし注意点もあります。外部の車や人の出入りが生じることで、プライバシーや防犯面のリスクが高まることも。また、音・照明・見た目の変化により、居住スペースとしての快適さが損なわれる可能性もあるため、家族での合意は必須です。
暮らしと収入のバランスは「将来も含めた活用イメージ」で考える
今すぐにお金が必要な状況でなければ、収益化は急ぐ必要はありません。一方で、「将来どう使いたいか」「子どもが巣立ったあとはどうするか」といった時間軸で考えると、より柔軟な判断ができます。
たとえば──
今は庭として残し、将来的には駐車場に切り替える
空き時間・空き日だけを活用する「シェア活用」にとどめる
半分を庭、半分を副収入用スペースにする
このように、どちらか一方に決めきらずに、暮らしと収益を両立させるという中間的な選択肢もあるのです。
実際、最近は「見た目は芝生だが、地下に簡易舗装をしており駐車可能」「休日のみシェアリングで貸し出す」といった、暮らしに寄り添った活用方法が人気となっています。大切なのは、「どうしたら生活の質を落とさず、プラスになる使い方ができるか」を具体的にイメージしていくことです。
まとめ:家の隣の空白が、家計にも気持ちにもプラスをもたらす場所になる
自宅の横にあるスペース。それはただの空き地ではなく、暮らしの余白であり、資産のタネでもあります。庭として癒しや楽しみを与えてくれる空間にするのも良い選択ですし、ちょっとした副収入を得ることで家計に余裕をもたらすことも可能です。
「まったく使っていない」のなら、収益化の検討余地あり
「多少使っているが、維持費や管理が負担」なら、部分的活用も選択肢
「今は庭として大事」なら、将来に備えて活用プランだけ考えておくのも◎
暮らしやすさとお金のバランスは、正解が一つではありません。だからこそ、今の自分たちの暮らしに合った形で、土地を少しずつ動かしていくこと。それが、資産を生かすという本当の意味なのかもしれません。