夫が「4月から転勤」!現在のマンションは売却するつもりですが、慌てて売って相場より安くならないか心配です。“安売り”せずに済む方法はあるのでしょうか?
大切なのは、急ぐことと安く売ることを同じにしないことです。売り方を工夫すれば、時間が限られていても納得感のある売却は十分に目指せます。
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目次
まずは相場を把握して“安すぎる売却”を防ぐ
転勤による売却でまずやるべきことは、相場の把握です。近隣の類似物件がいくらで売り出され、実際にはいくらで成約しているかを確認しないまま価格を決めると、安すぎても高すぎても失敗します。
安すぎれば損をし、高すぎれば売れ残って結局値下げすることになりやすいからです。そのため、複数の不動産会社に査定を依頼し、査定額の高さだけでなく、根拠の説明があるかを比べることが大切です。
安売りを避けるには最初の値付けが重要
次に重要なのが、売り出し価格の決め方です。転勤のように期限がある売却では、「理想の価格」と「この価格なら売るという下限」を分けて考えると判断しやすくなります。
最初から下限で出す必要はありませんが、相場より高すぎる価格で始めると、内見が集まらず、結果として値下げ幅が大きくなることがあります。反対に、相場を踏まえた価格で出せば、買い手との交渉もしやすくなります。安売りを避けたいなら、最初の値付けがいちばん大事です。
時間がないときは買取保証も選択肢になる
時間がない場合は、仲介だけでなく買取保証も検討に値します。仲介は市場で買い手を探す方法なので、高く売れる可能性がありますが、いつ売れるかは読みにくい面があります。
一方、買取は不動産会社が直接買い取るため早く現金化しやすいものの、価格は一般に仲介より低くなりやすい傾向があります。その中間にあるのが買取保証です。一定期間は仲介で売り、期限までに売れなければあらかじめ決めた条件で買い取ってもらう仕組みなので、転勤のように期限が明確なケースと相性がよい方法です。
納得できる売却には不動産会社選びも欠かせない
また、安売りを防ぐには、不動産会社選びも欠かせません。地域の成約事例をよく知っているか、住み替えや転勤売却に慣れているか、販売活動の内容が具体的かを確認しましょう。
写真の見せ方や広告の出し方、内見の調整力でも結果は変わります。担当者に「いつまでに、いくら以上で売りたい」と率直に伝え、その条件でどんな戦略を取るかを聞いてみると、実力差が見えやすくなります。
転勤による売却は期限と価格を分けて考えることが大切
転勤の売却で失敗しないためには、焦って決めることではなく、限られた時間の中で選択肢を持つことが大切です。相場を確認し、値付けを慎重に行い、必要に応じて買取保証も使えば、期限があっても安売りの可能性は下げられます。売却期限と希望額を整理したうえで動けば、慌ただしい時期でも納得しやすい売却につなげやすくなるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー