中学生の長男が「都心の高校」に“進学”希望です。通学時間を考えて「住み替え」検討中ですが、現在のマンションを売却するといくらになるのでしょうか?郊外のマンションに住んでいます
ただ、気になるのは「今のマンションがいくらで売れるのか」という点です。売却額の見当がつかないまま新居を探し始めると、予算に無理が出ることもあります。まずは相場を知り、教育費と住居費の両立を考えることが大切です。
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目次
まずは近隣の成約価格を見て相場をつかむ
今のマンションがいくらで売れそうかを知りたいとき、最初に見るべきなのは、近隣で実際に成約した中古マンションの価格です。チラシやポータルサイトに載っている価格は、あくまで売り出し価格であり、最終的な成約額とは差が出ることがあります。
そのため、同じ沿線、同じ最寄り駅、似た広さ、近い築年数の成約事例を複数見ることが大切です。郊外マンションは駅からの距離や管理状態で価格差が出やすいので、「同じ市内」だけで判断すると誤差が大きくなりやすい点にも注意しましょう。
査定では“高い額”より“売れそうな額”を確認する
相場をつかんだら、次は不動産会社に査定を依頼します。最初は机上査定でおおまかな価格を知り、その後、住み替えを本気で進める段階で訪問査定を受けるとよいでしょう。
訪問査定では、室内の状態、日当たり、眺望、リフォーム履歴、管理の状況まで見てもらえるため、より実際に近い売却価格が見えます。教育費がこれから増える家庭では、査定額の高い数字だけを見るのではなく、「3ヶ月以内に売れそうな価格はいくらか」まで確認しておくと安心です。
売却額だけでなく手元に残るお金を考える
住み替えで気をつけたいのは、売却額だけでなく手元に残るお金です。住宅ローンが残っているなら、売却代金で完済できるかを確認する必要があります。仲介手数料や引っ越し代、場合によっては仮住まいの費用もかかるため、売却価格がそのまま次の家の頭金になるわけではありません。
逆に、今の住まいが思ったより高く売れれば、都心寄りへの住み替えが現実的になる場合もあります。だからこそ、「売れたら考える」ではなく、先に資金計画を置くことが重要です。
通学時間だけでなく家族全体の暮らしで判断する
また、住み替えは通学時間だけで決めないことも大切です。高校の3年間は長いようで短く、その後も家族が住み続けるなら、夫婦の通勤、生活費、管理費や修繕積立金の負担も見なければなりません。
都心に近づくほど住居費は上がりやすく、教育費と重なると家計が苦しくなることがあります。その場合は、都心そのものではなく、乗り換えが少ない沿線の駅を広く見ると、通学の負担を減らしつつ住居費を抑えられることがあります。
相場と家計を見ながら住み替えの判断を進めよう
今のマンションを売るべきかどうかは、相場を知ればかなり判断しやすくなります。まずは周辺の成約事例と査定で現実的な売却額をつかみ、ローン残高や今後の教育費を重ねて考えてみましょう。
数字が見えれば、「住み替えはまだ早いのか」「いま動く価値があるのか」がはっきりしてきます。子どもの通学を楽にしながら家計も守るために、焦らず順番に判断することが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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