子どもが独立して「夫婦2人には広すぎる一戸建て」の光熱費や固定資産税が負担に…このまま住み続けるのと、売ってコンパクトな住まいに替えるのとでは、老後のお金にどれくらい差が出るのでしょうか?

配信日: 2025.12.12 更新日: 2026.01.29
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子どもが独立して「夫婦2人には広すぎる一戸建て」の光熱費や固定資産税が負担に…このまま住み続けるのと、売ってコンパクトな住まいに替えるのとでは、老後のお金にどれくらい差が出るのでしょうか?
「子育て期には必要だったけれど、今は広すぎる気がする」そんなふうに感じながら、一戸建てに住み続けているシニア世帯は少なくありません。子どもが独立し、部屋の多くが物置になっている。掃除や管理が年々しんどくなる。なにより、広さに比例して上がる光熱費や固定資産税が、老後の家計にじわじわ響いてくる、そんな声もよく聞かれます。この記事では、住み続ける場合と、売却してコンパクトな住まいに移る場合、それぞれの金銭的影響や生活の変化を比較し、老後に向けたベストな選択を見つけるための視点をお届けします。

「広すぎる家」がもたらす、思った以上の見えないコスト

一戸建ては、所有しているだけでさまざまな維持費がかかります。たとえば…

固定資産税や都市計画税

火災保険や地震保険

庭の手入れや外壁塗装などのメンテナンス費用

広い家ならではの光熱費(特に冬の暖房や夏の冷房)

老朽化によるリフォームや修繕コスト

これらは、毎月の生活費とは別に発生する住まいのコストです。現役世代のときは何とか払えていたこれらの費用も、年金生活になるとじわじわと家計を圧迫するようになります。

特に光熱費は、家の広さに直結するため、夫婦2人で住むには明らかに無駄が出てしまいがちです。また、年齢を重ねるごとに階段の上り下りがつらくなったり、掃除やメンテナンスにかかる体力的・時間的負担も見過ごせません。

住み替えることで減らせるコストと、得られるゆとり

一方、今の家を売却し、マンションや平屋など、コンパクトな住まいに住み替えた場合、以下のような変化が期待できます。

固定資産税の大幅な軽減

光熱費が月5,000〜1万円以上削減されるケースも

修繕・外構費用がなくなるか最小限に抑えられる

通勤・通院・買い物などのアクセスが良くなり、生活が効率化

売却益を老後資金や生活費に回せる

もちろん、新たに購入する場合には初期費用が必要ですが、物件によっては売却額でまかなえるケースもあり、「資産を住まいから現金に変える」という選択肢としても現実味があります。

また、住み替えによって生活動線がコンパクトになることで、家事や移動が楽になり、「住まいがシンプルになったことで気持ちにもゆとりができた」という声もあります。

まとめ

子どもが巣立ったあとも住み慣れた家に愛着を持ち続けることは、決して悪いことではありません。でも、「今の家を維持するためにお金も体力も使い続ける」ことが、果たして老後の幸せにつながるのか──その問いに、一度正直に向き合ってみることが大切です。

一方で、住まいをコンパクトにし、家計と身体の負担を減らすことで、「暮らしにゆとりが生まれた」「老後の心配が減った」と実感する人も増えています。大きな決断ではありますが、これからの人生を快適に、安心して過ごすための住まいの見直しは、実はもっと早く考えるべきテーマかもしれません。

家は思い出の箱であると同時に、これからを支える道具でもあります。これまでの暮らしに感謝しながら、新しい暮らしへの一歩を、前向きに検討してみませんか。

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