住宅ローンがまだ残っているマイホームを「売ってスッキリしたい」と思うようになりました…ローンがある状態でも売れるの? 手元にお金は残る?

配信日: 2026.01.04 更新日: 2026.01.29
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住宅ローンがまだ残っているマイホームを「売ってスッキリしたい」と思うようになりました…ローンがある状態でも売れるの? 手元にお金は残る?
マイホームを購入した当時は「ずっとここで暮らすつもりだった」のに、転勤・離婚・老後の備え・ライフスタイルの変化など、時間の経過とともに気持ちが変わることは珍しくありません。そんな中、「ローンがまだ残っているけれど、家を手放してスッキリしたい」と考える人も増えています。本記事では、住宅ローンが残った状態で家を売ることは可能なのか? 売却後にお金は手元に残るのか? という疑問について、分かりやすく解説します。
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住宅ローンが残っていても「売却」は可能

まず結論から言うと、住宅ローンが残っていても家を売ることは可能です。基本的な仕組みとしては、売却によって得た代金をそのままローンの返済にあてることで、抵当権を外し、所有権を買主に移すという流れです。

例えば、残りのローンが1800万円で、家が2000万円で売れたとすれば、差額の200万円は手元に残すことができます。一方、売却価格がローン残高を下回る場合(オーバーローン)でも、条件付きで売却が可能になる方法もあります。詳細は次の章で解説します。

「残債>売却額」の場合でも売れる?

住宅ローンの残債が、売却によって得られる金額を上回ってしまうケースでは、基本的に自己資金で差額を補填できるかどうかが判断材料になります。

例えば、家が1500万円でしか売れず、ローンが1800万円残っていた場合、300万円の不足分を一括で用意できれば売却は可能です。問題はこの差額をどうやって捻出するかですが、以下の方法が検討されます。

・預貯金で補填する
・車や保険など他の資産を現金化する
・家族からの支援を受ける
・金融機関と相談して「無担保ローン」などに組み替える

特に、金融機関によっては「残債の一部を別のローンに切り替えたうえで売却を認める」といった柔軟な対応をしてくれる場合もあります。このような形でローン完済の道筋が見えれば、オーバーローンでも売却自体は可能になります。

ローン返済中に家を売るメリットと注意点

ローンが残っている状態での売却には、次のようなメリットがあります。

・ローン返済の負担から解放される
・将来の住み替え・ダウンサイジングに向けた第一歩になる
・精神的にも「モノを手放すことで整理が進む」

しかし同時に、短期的な感情だけで判断してしまうと、「本当はもう少し待てば高く売れた」「売却後の住まいが決まっていなかった」という事態になりかねません。

売却を考えるなら、「なぜ今売りたいのか」「売ったあとの生活はどうなるか」「資金的に損は出ないか」を時間をかけて冷静に検討することが大切です。必要に応じて、不動産会社・金融機関・ファイナンシャルプランナーに相談しながら進めましょう。

まとめ

住宅ローンが残っている家を売ることは、実際には多くの人が経験しているごく一般的な選択肢です。しかし、住宅ローンという「金融商品」と、不動産売却という「資産処分」が交差する複雑な手続きのため、事前の理解と準備が不可欠です。

もしローン残債より高く売れれば、問題なく売却できますし、売却額が足りない場合も、方法次第で売却は可能です。諸費用を含めて損益を計算し、「本当に得か損か」を見極める必要があります。

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