築20年の家を売るなら、「仲介」と「買取」では価格や売れるまでの期間はどれくらい違うのでしょうか?
本記事では、仲介と買取の価格差や売却期間の目安を解説し、それぞれの特徴を踏まえた選び方のポイントを紹介します。
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
仲介と買取の違いとは? 基本的な仕組みを理解する
不動産の売却方法には大きく分けて「仲介」と「買取」があります。仲介は、不動産会社が売主と買主の間に入り、買主を探して売買を仲介する方法です。市場に物件を出し、購入希望者と条件を交渉しながら売却を進めます。そのため、市場価格に近い金額で売れる可能性があります。
一方、買取は不動産会社が直接物件を買い取る方法です。買主を探す必要がないため、手続きがスムーズに進みやすく、短期間で現金化できるのが特徴です。ただし、不動産会社は買い取った後に再販して利益を得るため、その分価格は市場より低くなる傾向があります。
このように、仲介は「高く売れる可能性があるが時間がかかる」、買取は「価格は下がるが早く売れる」という違いがあります。
築20年の家はどれくらいの価格差が出るのか
築20年の住宅は、新築と比べて価値が下がっているケースが多く、特に建物部分の評価は低くなりがちです。そのため、売却価格は土地の価値に大きく左右されます。
仲介の場合、周辺の相場に基づいた価格で売り出せるため、需要があれば比較的高値で売れる可能性があります。一方、買取の場合は一般的に仲介価格の7割から8割程度になることが多いとされています。たとえば、仲介で3000万円程度で売れると見込まれる物件であれば、買取では2100万円から2400万円程度になるイメージです。
価格が下がるのはデメリットに感じられますが、リフォームや修繕の必要がない点はメリットです。仲介では内覧に備えて修繕や清掃が必要になることがありますが、買取では物件の状態をそのままに売却できることが多く、追加の出費を抑えられる傾向があります。
売れるまでの期間はどのくらい違うのか
売却までの期間も大きな違いがあります。仲介の場合、買主が見つかるまでに時間がかかることがあります。一般的には3ヶ月から6ヶ月程度が目安とされていますが、立地や価格設定によってはそれ以上かかることもあります。売れない期間が長引くと、価格を下げる必要が出てくるため、結果的に想定より安くなる可能性もあります。
一方、買取は不動産会社が直接購入するため、一般的には1ヶ月程度で売却が完了することが多く、早ければ数日で完了するケースもあります。急いで現金が必要な場合や、住み替えのスケジュールが決まっている場合には大きなメリットです。ただし、スピードを優先する分、価格が下がる点は理解しておく必要があります。
状況に応じて最適な売却方法を選ぶことが大切
仲介と買取にはそれぞれメリットと注意点があります。できるだけ高く売りたい場合は仲介が適していますが、売却までに時間がかかる可能性があります。そのため、時間に余裕があり、多少の手間をかけられる人に向いています。
一方、買取は価格が低くなる傾向がありますが、短期間で確実に売却できる安心感があります。転勤や相続などで早く手放したい場合には有効な選択肢です。
迷った場合は、まず仲介で売り出し、一定期間で売れなければ買取に切り替える方法もあります。不動産会社に査定を依頼し、複数の提案を比較することで、自分に合った売却方法が見えてきます。築20年の家でも、状況に応じた選択をすることで、納得のいく売却を実現できるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー