最終更新日: 2021.03.04 公開日: 2021.03.05
クレカ

クレジットカードの月平均利用額はいくら?カード保有者と非保有者の生活費の差は

2020年は、「キャッシュレス・ポイント還元事業」や「マイナポイント事業」など、政府によるキャッシュレス推進施策が講じられました。また、新型コロナウイルス感染拡大による非接触の意向の高まりなどでキャッシュレス化が進展しました。
 
株式会社ジェーシービー(東京都港区)は、全国の一般消費者3500人を対象に、「クレジットカードに関する総合調査」を実施しました(※)ので、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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クレジットカード保有率は86.6%。保有率が高いのは東海圏、低いのは九州圏

クレジットカードの保有率は86.6%で、前年比2.1ポイント増、2015年以降で最高となりました。
また、クレジットカードの平均保有枚数は3.0枚で、持ち歩いているクレジットカードの枚数は平均2.1枚でした。クレジットの保有枚数は、前年と比べて「1~2枚」保有している人が微減し、「3枚」「5枚」保有しているという人は昨年の20.8%から1.4ポイント増加しました。
 
性年代別に見ると、年代が高いほどクレジットカードの保有率が高く、男性60代、女性50代から60代は9割以上となりました。地域別に見ると、最も保有率が高いのは東海圏の90.2%で、最も低いのは九州圏の80.0%と、地域でも特徴があることがわかりました。
 

クレジットカードの月平均利用金額は「5万円~10万円未満」が最多。利用頻度、利用金額ともに増加傾向

一番多く使うクレジットカードの利用頻度を聞くと、2020年では「週2、3回」(27%)、「週1回」(25%)、「1ヶ月に2、3回」(25%)がボリュームゾーンに。週1回以上使う人は59%で、2016年の51%と比べると8ポイント増えています。月平均の利用数も2016年の5.7回から2020年では6.4回と、毎年徐々に利用頻度が増えていることがわかります。
 
2020年で一番多く使うクレジットカードの月平均利用金額は、「5万円~10万円未満」が最も多く21%、次いで「3万円~5万円未満」が16%、「2万円~3万円未満」が12%、「1万円~2万円未満」が13%となりました。2016年から比べると、月に5万円以上使っている人の割合は年々微増しています。2020年の月平均利用金額は5.62万円で、2016年の4.93万円と比べると0.69万円増加しています。
 
一番多く使うクレジットカードの利用理由は「ポイントやマイルが貯めやすいから」(51.3%)、「入会金、年会費が他社と比較して安いから(無料含む)」(37.7%)がダントツで多い結果に。2番目に多く使うカードでは「自分のよく利用するお店で割引などのサービスがあるから」という理由が上位に入っているため、デパートの提携カードなどがそれに当たると思われます。
 

クレジットカード保有者は、非保有者より生活費が3万円以上かかっているが、コロナ禍で生活費が減

クレジットカード保有者の世帯あたりの月平均生活費は17.6万円で、月平均クレジットカード利用額は6.7万円でした。世帯あたりの生活費に占めるクレジットカードの利用割合は41.4%。最も利用割合が高いのは既婚20代~30代で45.5%、地域別では甲信越・北陸の44.8%となりました。中国・四国(35.8%)、九州圏(36.5%)は現金派が多いようです。
 
クレジットカード非保有者の世帯あたりの月平均生活費は14.2万円で、保有者より3.3万円低いことがわかりました。クレジットカードを持っていない人の方が節約できていると思われます。
 
なお、2020年の世帯あたりの月平均生活費は前年から1万1800円減っています。クレジットカード保有者では1万5300円減少しましたが、非保有者では2900円増加しています。もともとお金を使いがちだった人はコロナ禍で交際費などが減ったのではないかと思われますが、節約していた人は食費などが増えたかもしれませんね。
 

クレジットカード以外のキャッシュレス決済を利用する理由はそれぞれ

それでは、他のキャッシュレスの利用状況はどうでしょう。
 
Suica、nanaco、WAONなどの電子マネーの保有率は77.4%で、昨年に比べて6.8ポイント減、利用率は72.9%で昨年より2.6ポイント増えました。2020年は「スーパーマーケット」での電子マネーの利用が、前年より4.8ポイント伸びています。コロナ禍で流通系の電子マネーの利用が高まったと推察されます。
 
デビットカードの保有率は24.8%で、利用率は11.1%。利用する理由は、「すぐ引き落とされるため家計管理をしやすいから」(40.3%)、「残高の範囲内で利用でき、使いすぎないから」(39.3%)と、現金感覚で利用できることが魅力のようです。
 
PayPay、LINE Payなどのスマホ決済の保有率は56.5%で、前年の42.9%から13.6ポイント増と、キャッシュレス決済の中で最も伸びています。財布を持つ必要がなく便利なことや、ポイント付与などのキャンペーンを頻繁に実施していることが魅力のようです。
 
政府の推進施策やコロナ禍で、2020年にキャッシュレス化が進んだのは間違いありません。チャージする電子マネーや残高の範囲内で使うデビットカードと違って、クレジットカードは後払いのため、くれぐれも使いすぎに注意したいですね。
 
[出典]
※株式会社ジェーシービー「クレジットカードに関する総合調査 2020年度版 調査結果レポート」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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