アメックスの解約方法は? 解約時の注意点も紹介 ※この記事はプロモーションを含みます

アメリカン・エキスプレス発行のクレジットカード（以下アメックス）は、ステータス性の高さや旅行関連の付帯サービスが充実していることなどから、選ばれるクレジットカードのひとつ。
 
しかし、収入減少などをきっかけに旅行に行く機会が減ったことや、年会費が他のクレジットカードに比べて高額なことを理由に解約を考える人も多いようです。解約の際に、アプリや会員サイトから解約しようとしても解約メニューをなかなか見つけられず、解約に手間取ってしまう人も多いでしょう。
 
この記事では、アメックスの解約方法を解説していきます。また、解約時に注意すべき点もご紹介。アメックスの解約を検討している人は、ぜひ読んで解約手続きに役立ててください。

 

アメックスの解約方法

アメックスを解約しようと決意しても、ネットでの解約手続き方法を見つけられず、どうすればいいのか戸惑ってしまう人が多いようです。この章では、アメックスを解約するときにどのようにすればいいのかを紹介していきます。

 

電話でのみ受け付けている

アメックスの解約方法は電話受付のみで、それ以外の方法はありません。基本カード会員本人からの電話で解約手続きが可能になります。家族カード会員や、会員の家族からの解約依頼は基本的に受け付けていません。
 
ただし、会員本人が死亡した場合は相続人による解約手続きが可能となります。こちらも電話での受け付けのみとなっています。もし解約を忘れて年会費が引き落とされてしまっても、引き落とされた月のうちに連絡し、解約が承諾された場合には引き落としが取り消されます。

 

ネットでは解約できない

ネットのマイページなどから解約できるクレジットカードが増えていますが、アメックスはネットやアプリでの解約手続きを受け付けていません。

前述の通り、解約は電話でのみ可能です。場合によってはつながるまでに時間がかかることもありますので、時間に余裕があるときに電話をかけましょう。

 

解約電話番号はカードの種類によって異なる

アメックスの解約を受け付けてもらえる電話番号は、カードの種類によって異なります。
営業時間が限られているカードも多いので、時間に注意して電話しましょう。

 

アメックスの解約前にしておきたいこと

アメックスを解約すると、これまで使っていたサービスが使えなくなりますので、事前の手続きを忘れないようにしましょう。アメックスの解約前に忘れてはいけない手続き内容を紹介していきます。

 

ポイントを使いきっておく

アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カードはじめ、カードの利用でメンバーシップ・リワードのポイントが貯まるカードを持っている場合、解約するとポイントが失効してしまいます。解約する前にポイントを交換するなどして、使いきっておきましょう。
 
現在のポイント数や交換可能なアイテムは、専用アプリや公式サイト会員メニューなどから確認できます。

 

公共料金などの引き落としを変更しておく

アメックスで公共料金の引き落としをしている場合、変更手続きせずに解約すると請求書払いになってしまいます。新たなクレジットカードで引き落とし設定するなど手続きをしておきましょう。

●ガス・電気・水道
 
●電話・インターネットプロバイダ・ケーブルテレビ・NHK
 
●iCloudなどのネットサービス
 
●スポーツジムなどの習いごと引き落とし
 
●サブスクリプションの引き落とし

まずは直近の引き落とし明細と見比べて、抜けがないよう手続きしましょう。

 

電子マネーやスマホ決済の支払方法を変更しておく

買い物や交通系ICカードの引き落としにアメックスを設定している場合、引き落としに使うカードの変更手続きも行いましょう。

●PayPay
●楽天Edy
●モバイルSuica
●LINE Pay
●スタバカード
など

日常生活で使う機会が多いものなので、忘れないよう設定し直しましょう。

 

アメックス解約時の注意点

アメックスを解約すると、請求書の確認以外全てのサービスが使えなくなりますので注意しておきましょう。解約して使えなくなる前に引き継ぎをしておきたい点を紹介していきます。

 

利用残高は一括で請求される

アメックス解約時に未払いのカード利用残高があった場合、全額が一括請求されます。リボ払いや分割払い、ボーナス一括払いをしていた場合も、解約後に一括請求されますので、引き落としできるよう銀行に預金を準備しておきましょう。
利用残高は、ネットの会員ページやアプリで確認できます。

 

オンラインサービスやアプリが利用制限される

アメックスを解約すると、解約前に取得したID・パスワードを使ってのログインは引き続き利用可能ではありますが、 多くの機能が制限されるので注意しましょう。PDF形式での明細のダウンロードはできますが、それ以外のサービスや機能は利用できなくなります。

 

家族カードや追加カードも解約される

アメックスを解約すると同時に、付随するカードも使えなくなります。家族カードや追加カードも同時解約されるので気を付けましょう。ETCカードは自動解約されます。また、JR東海プラスEXカードについては、新規予約や変更、払い戻しはできなくなりますが、すでに予約済みのチケットのみ利用可能です。

 

付帯サービスが利用できなくなる

アメックスの解約に伴い、旅行保険などカードに付帯する保険や各種補償、付帯サービスや特典なども利用できなくなります。例えば解約したアメックスを提示しても、空港ラウンジは利用できません。

 

ANA アメリカン・エキスプレスはマイルの引き継ぎをしておく

ANAと提携して発行しているANAアメリカン・エキスプレスを使っている場合、カードの表面に刻印されているANAマイレージ番号も使用できなくなります。獲得したマイルは別のマイレージ番号へ引き継ぎできますので、ANA窓口に連絡して手続きしておきましょう。
 
また、搭載されている楽天Edy機能を使っている場合は、カードを破棄すると使えなくなるので残高を使いきってから破棄してください。

 

アメックスの解約は電話でのみ受付可能！時間を確保して手続きしよう

アメックスを解約する場合、ネットでの手続きはできません。電話窓口での手続きが必要です。すぐにはつながらないことも考えられますので、時間に余裕があるときに電話しましょう。

アメックスを解約すると、支払いはもちろん、付帯サービスや付随するカードも即時使用できなくなります。ポイントも失効しますので、使いきっておきましょう。また、公共料金などの引き落としの変更手続きや、電子マネー、スマホ決済の支払方法変更も忘れないことが大切です。カードによってはマイルの引き継ぎ手続きなども必要となります。

アメックスをメインカードとして使っていた人ほど、するべき手続きが多く大変ですが、抜けのないように行いましょう。

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部